初期費用の計算方法
初期費用の計算方法は、なんとなくわかっているけど詳しくはわからないという方が多いのではないでしょうか?
賃貸物件の場合は、いろいろ条件が複雑でわかりにくいですよね。
ポイントは下記の4点です。
では、ひとつずつできるだけわかりやすく解説していきます。
【①家賃・共益費・駐車料は日割り分と次月分(1か月分)が原則】
まず確認する点は、日割りの計算方法です。
代表的に割り方は下記の2パターンです。
1)実日数割
2)30日割
■実日数割
実日数割とは、その名の通りの月の総日数で割ります。
例えば、1月であれば30日、2月であれば28日、3月であれば31日で割ります。
■30日割
30日割とは、月の総日数に関わらず30日で割ります。
当社の管理物件はこの30日割を採用しています。
あとは、次月の家賃・共益費・駐車場がプラスされます。
【②保証金・敷金・礼金・定額補修費は契約時だけでOK】
保証金・敷金・礼金・定額修繕費は契約時のお支払いだけでOKです。
ではひとつずつ解説していきます。
■保証金・敷金
保証金と敷金は大家さんが入居者様から預かる預り金になります。
現状は1か月の物件か0の物件が多いです。
退去時に滞納家賃や補修費を精算するためのお金になります。
大家さんにとっての何かあった際の保険のようなものです。
保証金と敷金の違いを説明するとすごく長くなってしまいますので割愛しますが、ほとんど同じ意味です。一般的には西日本エリアでは保証金が多く、東日本エリアでは敷金が多いイメージです。
■礼金
大家さんに入居に関わるお礼をするお金という意味のものです。
現在は礼金を取る物件は少なくなってきました。
新築物件や築が新しい人気物件などは礼金を取る場合もあります。
反対にいうと礼金がある=人気物件ということも言えます。
■定額修繕費
これは入居時に退去の際の補償費を前払いするというシステムです。
入居時に払っておけば、退去時には補修費0で退去できるというものです。
退去時の補修費がいくらかかるか不安という方には安心できるサービスです。
ただ入居者様が故意過失といって、わざと壊してしまったとかわざとじゃないけどアクシデントで壊れてしまった場合などの費用は入居者様が負担することになります。
例えば、コップを洗面台に落としてヒビが入ってしまったとか室内でよろけて壁にぶつかって穴が開いてしまったとか、そういった場合の補修費用のことになります。
当社はこの定額修繕費を採用しています。
【③保証会社の費用は2パターン】
■保証会社とは
現在ですと、名古屋圏でご紹介する物件の約95%が保証会社への加入が必須です。
5年前ぐらいから普及してきましたが、今では当たり前の内容になります。
家賃滞納に悩む大家さんが増えたことにより、保証会社の加入が当たり前になってきたという背景があります。
入居者様が家賃を滞納した場合に、保証会社は大家さんに代わりに家賃を支払って入居者様から滞納家賃を回収するというシステムになります。
■保証会社の料金は?
保証会社の費用は下記の2パターンです。
①初回と年間更新料
②初回と月額更新料
・初回と年間更新料
初回はだいたい月額に支払う総賃料(家賃・共益費・駐車料などのすべての合計)の50%です。
保証会社によっても違いますが、50%が一番多く会社によっては70%や80%、100%という場合もあります。
年間更新料は、だいたい1万円が多いですが、月額総賃料の10~15%という保証会社もあります。
当社管理物件の場合には、初回は総賃料の50% 更新は年間1万円という料金体系になります。
・初回と月額更新料
初回は同じく総賃料の50%ぐらいが多いですが、更新料が月額制のタイプです。
保証会社によっても違いますが、だいたい月額総賃料の2~5%ぐらいが多いです。
具体的な内容が分からない方も多いかと思いますので、実際に当社の初期費用見積もりのサンプルをご紹介します。
下記ご覧ください。
■支払方法はどんな方法がある?
お支払方法として代表的なものは下記のとおりです。
①銀行振り込み
②クレジットカード支払
③現金支払い
■お得な支払方法
やはりお得な支払方法は、クレジットカード支払です。
クレジット払いでのメリットは下記のとおりです。
①貯金がそこまでなくても引っ越しできる
②ポイントがかなりたまる
③分割支払いが可能
④銀行の振込手数料がかからない
例えば、初期費用20万円を楽天カードで支払った場合は、楽天ポイントが2,000ポイントたまります。
結構なポイントですよねo(^▽^)o
また、今の手持ちがなくても分割で支払っていけるため引っ越しの計画が立てやすいというメリットもあります。
併せて少額ではありますが300円~800円ほどの銀行の振込手数料もかかりません。
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当社ではクレジットカード決済に対応しています。
また遠方の方でも安心、カードがその場になくてもSMS(ショートメール)でURLが送られてきてネットから決済できるシステムを採用しております。
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お得な物件の検索方法ですが、下記のポイントです。
①仲介手数料無料物件を探す
②敷金・礼金が0の物件を探す
③お得すぎる物件は注意
【①仲介手数料無料物件を探す】
仲介手数料無料物件を探す場合ですが、「仲介手数料無料 賃貸 名古屋」とかで検索すると膨大なページが出てきて一つ一つ見ていくのがしんどくなります。
そのため、私のおススメとしてはSUUMOのフリーワード検索で「仲介手数料不要」といれて検索することです。
これですと、皆さまがいつも見慣れているSUUMOのページの中で検索できますし、いいと思います。
下記ページが写真付きで分かりやすかったので参考にご参照ください。
また、当社取り扱い物件の中では、下記ページで仲介手数料物件特集ページがありますのでよければご参照ください。
【②敷金・礼金が0の物件を探す】
2つ目は敷金礼金0の物件をさがすという点です。
これもSUUMOなどの検索をする際にチェックボックスがありますので、チェックをつけて検索していただければと思います。
絞った物件の中でさらに「仲介手数料無料」で絞っていくとよりお得な物件にたどり着けます。
【③お得すぎる物件は注意】
お得すぎる物件にはご注意ください。
家賃が安い物件には、通常安い理由があります。
その理由が入居者様にとって許容範囲内であればOKなのですが、もし気が付かなかった場合には
後で後悔することになりますので、慎重に選びましょう。
家賃が明らかに同じエリアのほかの物件よりもかなり安い場合は事故物件を疑いましょう。
事故物件に関しては、下記のサイトで確認可能ですが口コミによるサイトのため中にはガセもあります。
もし、お得な物件をお探しで「自然死であれば許容できるから安いほうがいい」といった方はお気軽に当店までご相談ください。
できる限り事故の度合いを確認してご紹介させていただきます。